わたくし、家庭菜園と同時に養鶏をはじめました。
素人が養鶏と書くと何やら敷居が高そうですが、そんなこともありません。
小学校でも、いきものがかりのあの子が、飼育していませんでしたか?
半ペット半養鶏ぐらいの心づもりで、まずは飼ってみませんか?
それなりに懐いてくれつつも、どこかに野性味を残す彼らをペットとするのは、むーなんだろう……例えるなら、猫の飼育に似ています。
それに、愛鶏として成鳥した暁には、雌鶏であれば、新鮮卵が頂けます。
(……若干、コレ メインにしているところは有りますがw)
では、順を追ってお話していきましょう。
雛鳥の飼い方編
ヒヨコ、雛鳥、成鳥。
実は全ての成長段階の鶏をペットショップで売っています。
ただし、初めての愛鶏であれば 雛鳥からの飼育がオススメです。
何故なら
(1)生後数日のヒヨコは とてもデリケート。
ストレスやら温度管理が彼らの生死を分けます。いきなり生まれたてヒヨコはハードル高めだと思います。
(2)成鳥は、丈夫ではありますが購入価格が、跳ね上がります。
品種にもよりますが、成鳥のつがいは5000円~10000円。
雛鳥は1000円~2000円ぐらいから。
そしてなにより大きいのが、成鳥からの飼育だと
……情がわかない。
鶏の寿命は10年?と言われています。
これから長い付き合いです。
愛してあげたいじゃないですか。
以上踏まえの雛鳥飼育オススメでした。
では。
雛鳥の育成にあたり用意するもの
- 水槽
- 餌
- 水差し
- 電気ヒーター
- おがくず
- 温度計
さすがにヒヨコよりは丈夫ですが、雛鳥は当然まだまだ赤ちゃん。
体温調節も上手ではありません。
ガラス水槽の中に上記をセット。
水槽内が27~30度くらいとなる様、管理します。
ヒーターはペットショップにて入手可能。
爬虫類、小動物用として販売されています。
取付は鳥達が直接触れない様、注意してください。火傷します。……焼き鳥作るわけじゃないのでそこんとこヨロシク。
おがくずについてはウサギ等の小動物飼育の為のマットで大丈夫です。
マットの交換は週に2~3回。
頻度ではなく、汚れ度合で判断してあげましょう。マット交換中は外で放飼。砂浴びしたり植物をついばんだり、非常にかわいいです。
と同時に、環境慣れ、人慣れ、栄養分補充、ストレス発散と暫しの放飼はかなりオススメです。
餌は飼育飼料を小鳥用に粉砕、粉状にしたものが販売されてます。
暫くはこちらを使います。
水は水道水でなんら問題ありません。
器も特にこだわりなくて大丈夫。
ただ出来れば1日2回くらいは替えてあげてください。
また飼育場所ですが……
出来れば室内がオススメです。
わたくし自身も電気ヒーターの熱源の確保や、外敵の襲撃(*)を考えると玄関先での飼育場所しか選択肢がありませんでした。
*外敵…昔であれば野良猫、野良犬でしょうが今日では、殆ど目にすることはありません。かわりに、タヌキ、ハクビシン、イタチ。山里の話ではありません。首都圏一角の住宅地での話です。大分、生態系自体はおかしなことになっています。
おおよそ、3ヶ月すると成鳥になります。
(はやい種類だと2ヶ月とかも。)
所謂、鶏サイズです。
このサイズになってからの室内飼育は不可能です。
鶏糞、運動量、鳴き声、どれも屋外飼育でなければ対応が不可能になってきます。