ツルムラサキ

夏に美味しい!ネバネバ野菜の新定番、ツルムラサキ!!
ネバネバ野菜と聞くとオクラを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
そんな中でも新定番としてオススメしたいのがツルムラサキです。


ツルムラサキ栽培の基礎知識

ヌルっとした食感でお浸しやスープの材料として使われるツルムラサキ、おススメするのは美味しさだけでなく、その育てやすさがあります。

ツルムラサキの名前の通り、蔓をどんどん伸ばしてよく育ち、栽培の手間と比べると収穫量が多いので初心者にも作りやすい野菜と言えます。

夏野菜とあって、発芽適温は20℃~30℃、生育適温は25℃~30℃と高温なので5月以降で暖かくなってからの栽培に適してます。

他の多くの作物と同様に酸性過多になると生育が悪くなってしまうので、石灰を混ぜてあげるのがポイントの一つです。

2)ツルムラサキの栽培スケジュール

・種蒔きの2週間程前に施肥と畝作りをします(4月中旬~)。
・気温20℃以上で点蒔きをします。
・本葉が触れ合う頃に間引きをして、生育が悪い場合追肥してあげましょう。
・草丈30㎝程で主枝を摘心、ワキ芽を伸ばして収穫します(7月~10月上旬)。

3)土作り、肥料

耕された畑種を蒔く2週間前には土づくりとして石灰と油粕や骨粉を混ぜた肥料を撒いて耕しましょう。2週間前にこの作業をするのは発芽した時に肥料が効きすぎると生育不良となりやすいからです。

なので極力この期間を守って土壌を用意してあげたいですね。

元肥の施肥が終われば、次に畝作りをします。90㎝~100㎝幅で高さは30㎝~40㎝にしましょう。排水が悪ければ高くするといいです。

4)ツルムラサキの植え付け

ツルムラサキの種と育苗ポット直播の場合、5月以降の気温が20℃以上になった頃に種を蒔きます。

種まきのポイント

ツルムラサキは種が硬いため、そのまま蒔くと発芽しづらくなります。そのため蒔く前日に一晩水に浸しておいてあげましょう。すると種が水を吸って発芽しやすくなってくれます。

用意した畝に1か所3粒~4粒、40㎝間隔で点蒔きましょう。
種が大きいので指の第一関節ほどの深さの穴を作ってそこに蒔きます。

覆土すれば種と土が密着するように上から掌などで鎮圧してあげましょう。

5)病害虫対策、マルチ、追肥、間引きなど必要な手順

間引き

間引きは本葉が出て、隣のツルムラサキの葉と葉が触れ合う頃にしてあげます。葉が触れ合うと日陰になり、成長が阻害されるからです。

隣り合う同士のより大きく葉の形や色が綺麗なものを選び、それ以外のものは根から抜きましょう。

病虫害対策

基本的に病虫害に強いですが、アブラムシやヨトウムシにやられたり、うどんこ病や灰色カビ病に罹ることがあります。これらの病虫害に効果のある殺虫・殺菌剤を使用してあげましょう。

追肥

また、元肥で大体育ちますが、生育が悪い場合、追肥として魚粉や油粕のチッソ肥料と骨粉のリン酸肥料を混ぜたものを株間にパラパラと撒いてあげましょう。

追肥のタイミングは水やりまたは雨の降る前にやると肥料がよく土に吸収されるのでよいです。

ツルムラサキの収穫

ヨウサイと同じようにツルムラサキはワキ芽を伸ばして収穫していきます。

主枝の草丈が30㎝程に育った頃、主枝の先端から10㎝~15㎝下をハサミで切って摘心しましょう。

ツルムラサキは伸びていくワキ芽を収穫していくことができます。

ワキ芽が15㎝~20cm程に伸びた時が取り頃です。大きくなってくると葉や枝が固くなってしまうのでなるべく早く収穫してあげるのがいいです。

ツルムラサキ栽培のコツとまとめ

育て方のまとめ
  • 5月以降の20℃以上になった頃、種を一晩水に浸してから蒔きます。
  • アブラムシ、ヨトウムシ、うどんこ病、灰色カビ病に効果的な殺虫・殺菌剤を使用します。
  • 草丈30㎝ほどの頃に主枝の先端から10㎝~15㎝下で摘心しワキ芽を早めに収穫します。