さて、いきなり大風呂敷広げました。笑
さつまいもの栽培マニュアルを見ると、あまりに丁寧過ぎて敷居が高く感じるかもしれませんが、実はさつまいもの栽培は、とても簡単。
家庭菜園の初心者には最適の野菜だと思います。
サツマイモ栽培は実は簡単だった!
某百科事典的サイト等見てみてください。
関東圏でさつまいもが広まった歴史に、なんて書いてあると思いますか?
「吉宗さんの時代、飢饉に備え 栽培が広まった。」
とあります。
つまり、それだけ丈夫で強い野菜なのです。
以下 経験則から、ちょっとしたコツは記載しますが、ぶっちゃけコレだけやっておけば、必ず収穫できる!という漢気溢れる栽培マニュアル…にします。
さつまいもの植え付け時期
関東圏では 5月頃 です。
GW過ぎからでも充分です。
さつまいもは苗を植えて育てます。
翌年からは苗さえ残しておけば、ご自宅でも購入せずに栽培可能ですがオススメしません。
一年間、この蔓を保存しておくなんてまず無理です。
素人には無理!!
お近くのホームセンター・ネットショップ等で苗を購入してください。
「束 いくら」の安価な値段で手に入ります。
こちらの方が、ずっと楽です。
ネットショップでは1束10本432円~程度です。
- 紅あずま→ 【野菜苗】【芋苗】紅あずま苗10本
- 安納芋→ 【野菜苗】【芋苗】安納芋苗10本
肥料と土壌改良
サツマイモは基本的に丈夫な野菜です。
事前に耕運だけしておけば、肥料投入、追肥、一切のメンテナンスは不要です。
所謂、やせた土地でも出来るのがこの野菜のいいところ。
連作障害も、経験したことないですね。
さつまいもの植え付けと栽培の流れ
購入した苗を植えつけます。
苗は茎部分を水平に植えつけ、土を被せます。
葉の部分は土から出して植えこみます。
コツは、購入後の苗を直接植えつけないこと。
5日から1週間程度購入した束のまま、バケツにでも放り込んでおきます。
この時、水は少なめに管理。
サツマイモの苗は少し、クタッとする程度で問題ないです。
むしろ、クタッとさせてください。
このストレスを加える一手間が、さつまいもの生命力を呼び起こします。
茎部分に根が出始めた状態分かりますでしょうか。
目指すは、この状態。
蔓はかなり広がります。
畝には一列、1m弱ぐらい間隔を空けても成長過程で隙間が埋まります。
大らかに育てましょう。
マルチ(黒のビニールシート)の使用はお好みで。
湿度維持、雑草の抑制等メリットはありますが必ずしも必要なものではありません。
除草は小さめの草であれば都度抜いてしまうのが一番。
見逃しで成長してしまった雑草は放置してください。
無理に引き抜くと、さつまいもの地下茎を傷つけます。ならばやらない方がマシです。
蔓返し~サツマイモ栽培で欠かせない作業~
1~2ヶ月で根がつき、蔓が這っていきます。
夏季にはかなり傍若無人で無軌道な成長っぷり。
蔓が増えても、そこは食しません。
また、伸びた蔓からも根がはります。
地下茎である芋が痩せる原因になるわけです。
なので、枠からはみ出した蔓をブチブチッとひっくり返して根を強制的に切ります。
この作業をつる返しといいます。
蔓返しはさつまいもの栽培中、唯一やって頂くべき農作業です。ガンバロー!!
さつまいもの収穫時期
関東圏では 10月下旬~11月 となります。
まず、試し掘りしておいてください。
畑の端っこでいいので出来を確認。
10月初旬くらいで。
本格収穫は寒くなっていた方が糖度が増す気がするので、わたくし11月下旬となることが多いです。
ただし、本格的な冬を迎える前に収穫は完了させます。
具体的には霜が降りるまでは待たない。
ココも重要です。
霜をくぐると、さつまいも自体が傷む可能性があることと、さつまいも自体の日持ちが悪くなるのです。
おいしい焼き芋の作り方
どうですか?ぶっちゃけ栽培マニュアル。
植え付けと蔓かえしだけ やって頂ければどなたでも収穫できます。
手間要らずでしょ。
調理は様々ありますが…日本人なら
焚き火で焼き芋ですね。
焦げつかない美味い焼き芋の焼き方
をお教えします!
- さつまいもを水洗い。
- 新聞紙1枚を半分に切る。
- 新聞紙を水に浸しさつまいもを包む。
- 更にその上からアルミホイルで包む。
- 焚き火へGOGO
新聞紙が完全に乾燥し、所々炭化するくらいでホクホク焼き芋完成!!
蒸し焼き後、焼き芋になる為、
直火にも関わらず 全く焦げなし、誰でも簡単にできますよ。